クロガネモチの花の匂い、かいでみて。

心の変化を記録したい ただの自己満日記

犬が人を噛むことは、割とよくあることなのですね。

年の締めくくりに、犬に噛まれるというシャレた思い出を作ってしまった40代独女(まだね)です。

 

非常時の痛みは弱まって感じるようにできてるのね

仕事先の1つに、犬がいる。
その子は、ちょっと変な雰囲気だとは思っていた。
見えると尻尾を振ったりするのに、近づいて触るとピタッと微動だにしないのだ。
そんな犬は初めてだったので、少し怖い感じもあった。
先日、年末だし挨拶しようと近づいて座ると、いつもの微動だにしないところから
急にまさかの豹変。ガブッとされた。

え。。。?

ってなる。予想外の展開に頭の中が白くなって、ふわふわする。
すごく残念なのだ、私はアクシデントに本当に弱い。腰抜かす系。残念。
地に足がつかなくて、早くその場を逃げたかったのか、
わんこの状態を見ることもなく、噛まれた部位を見ることもなく
少し離れた駐車場に歩き出す。
歩きながら、なぜなのか
「結構本気で噛まれたけど、傷がつかないレベルでよかった」と思った。
もう少し歩くと、白い袖がけっこう赤く染まっていることに気づいた。

まぁまぁ出血してるのに、傷にならなくて良かった なんて思ったことに驚いた。
なるほど、交通事故とかで負傷した人が痛みは感じなかったとか聞くけど、
なんとなく感覚が少しわかった気がした。

死ぬ時に苦しかったら嫌だなとか、事故や事件で痛い思いするの考えたくもないとか、奥歯の根っこの病変を取り出す手術こわいな、とかふと不安になるけども。
考えられないような苦痛は、弱められるようにできているのかなと思ったら、ちょっとだけホッとした。
人の身体の仕組みが言葉に出来ないほど凄すぎて、どうやってできたのかと考えると気持ち悪くなるくらいだ。

動物も個体で判断。で、良いのかな。。?

職場の同僚が、以前言っていたのを覚えている。
「仕事先の動物は、噛まれたりしたら問題になるから関わらないようにしている」と。
さすが彼女は管理がしっかりしているな、と思う。
私もそうしよう。
と思った直後、でもやっぱりカワイイ子には触りたいなと思ってしまう。笑。

考えてみたら、人間だって他人に危害を加えようとしたら加えられる。
普通はしないだけだ。ちょっと問題を抱えた人が事件をおこしたりする。
人間だったら普通のこと、不審者に近づこうとはしない。
動物だって一緒だ。動物全員をひとくくりにするのはおかしい。
私を噛んだ子は、ちょっと変わった雰囲気だったからね。
そういう子と仲良くなろうなんて都合の良い妄想をしないことだね。

私、全然知らなかったのだけど、噛み癖のあるわんこに悩んでいる人が
世の中には結構いるんだね。検索してみてわかった。
門扉に「犬注意」みたいに書いてあるのは、そういうわんこなんだね。
何も知らない年だけ取った40代。でへ。
よき勉強になりました。