「精密根管治療」とうたっているクリニックのカウンセリングに行ってみる
県内のクリニックを探して、とりあえずカウンセリングを受けてみようということになった。
はたして私の歯は治る見込みがあるのか、ないのか。。。
これまでの先生の見立て(そっとしておいて、最終的には抜歯)が正しいのか。
それとも！
専門の先生方の、きっと治る、というような言葉を私にもかけてもらえるのか。。。
期待と不安が入り混じる落ち着かない心で、カウンセリングを受けに行った。
歯の予後が１番の心配ではあるが、もうひとつ
自由診療のクリニックで検査したら高額なのかと心配した。
矯正歯科の先生にお願いしてCT写真をコピーしてもらって持参したけれど、それは意味が無かった。やはり自分のクリニックでの検査をさせてくれと言われた。でもそれは保険がきいたから良かった。それに丁寧に対応してくれた。ありがとうございます。
さて、気になる診断は。。
「五分五分」だそうで。なんとも言い難い気持ち。
あー、やっぱり難しいんだな って思った。でもその後に、
「根の治療のみをやっている先生なら、確率が上がると思う。よければ紹介する。」
とのこと。
ほおっ！そんな先生がおいでるんですか。
ということで紹介していただくことにした。
そのクリニックのパンフレットをくださった。
治癒率が書いてある。
「根管治療のやり直しは40～70％ それでダメなら外科治療することで90％」
外科的な処置は怖いけど、90％という確率の高さならお願いしたいなぁ。うん。
自由診療のクリニック初接触
初診の予約をとる。1-2ヶ月うまっている。
初回は治療しない、カウンセリングで、11000円かかるとのこと。
すごい。高級だ。なんか、これまで過ごしてきた世界とちょっと違う。
でも私は決めた。健康への投資は優先したい。
治さず放置したら、骨はどんどん溶けて、抜歯後にインプラントだってできない。
初日
検査してもらって、ちょっぴり驚いたのは
治療台に寝たままレントゲン撮ってくれること。
レントゲンといったら、専用の部屋に移動するのが普通でしょ。
なんか、ラグジュアリー。
私の歯、ひどそうだから、いきなり外科的治療とかあったりするのかな？
って思ったりしたけど、そんなことはなく普通に根の治療をまずすると。
４本の治療で555,500円。
しかもこの治療は歯を被せる手前の土台までの治療。
最終的な歯の被せ物をしてもらうのは、また別の治療で費用がかかる。
うんっ。すごいぞ。矯正で使おうと思っていた費用が矯正前になくなるという。
いや、その言い方はどうなんだ。ちがう。
知らなかった新しい世界の体験。
危うく失うところだった４本もの歯をきっと救ってもらえるという有難い体験。
それに対してお金を使えるという幸せ。
と思おう。いや本当にそうだ。うん。
治療１回目 初ラバーダム ＆ 想定外の体験
私の歯医者が苦手と感じることの１つに、
舌の位置が分からなくなって不安になって変に動かしてしまって治療の邪魔をしちゃってるんじゃないかと心配、するとさらにきっと舌を動かしてしまって、落ち着け、脱力、脱力！とか脱力すればいいのにそれを努力して逆に力入っちゃう的な、いやーーっどうしたらいいのよー。ってなる件。
（実際、途中で舌の下に綿？入れてもらって舌で押さえてって言われたことあるという。）
あと、今回初体験のラバーダムってちょっと心配だった。
なぜかというと私は鼻の通りがよくないからだ。
口呼吸はやめたいと思っているけど、口が塞がれて鼻でしか呼吸できないことにちょっとした不安を感じてしまう。
だけど、やってみると良かった。だって舌の問題が解決しちゃった。
舌をちょっと動かしたらゴムに当たって動きがわかる。舌で邪魔しようがない。
これはなんだか、ちょっとホッとする。
さらに唾液を飲み込むのも、本当に唾液だけだ(治療部位と隔離されている)から、これもなんだかホッとする。
しかも口開けるのは、つっかえ棒で開けといてくれるから楽にしてればいい。
そう。かなり楽だった。
かかりつけのクリニックでは衛生士さんに「おりかさん、いつも緊張してるから」とか言われるくらい歯医者さん苦手な私が、
なんと途中で眠ってしまうという驚きの展開に！
これにはなんだか笑ってしまった。歯医者で寝るとか、ある？ないよ。
話では聞いていたけど、本当に１時間くらいひたすら治療を続けてくれる。
先生すごい集中力いるなぁ、大変な仕事だ。
そんなこんなで、初回の治療でなんだか安心できたおりかであった。にゃ～ん。
